Apache入門
Apache 入門では世界で広く利用されている Web サーバの Apache の使い方について解説します。無料で利用することができます。 Windows のローカル環境に Apache をインストールする方法、 Apache を使って Web サイトを公開するための色々なディレクティブの設定方法、アクセス制限を行う手順やログファイルの見方、 Apache から CGI や PHP などを利用する方法、などについて解説します。
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Apache のダウンロードおよびインストール方法です。 Apache のインストールを行ったあと、 Apache に関する初期設定を行う方法、 Apache を起動したり停止したりする方法、 Apache に関するドキュメントを参照する方法、などについても解説します。
Apache に関する設定を行う方法です。 Apache に関する設定は httpd.conf ファイルおよび必要に応じて補助設定ファイルを使います。 Apache は起動するときに設定ファイルを読み込みます。ここでは Apache の設定ファイルの設置場所や指定の設定ファイルを読み込む方法、設定ファイルの内容を確認する方法、などについて解説します。
Apache の設定項目の中で基本的な項目の設定方法です。設定は httpd.conf ファイルへ行いますが、使用するホスト名とポート番号や外部に公開するドキュメントを設置するディレクトリの場所、エイリアスやリダイレクトの設定、ファイルの拡張子のMIMEへの関連付け、タイムアウトの時間、エラー発生時に表示するメッセージ、などの項目について具体的にどのように記述するのかを解説します。
Apache ではセクションコンテナという仕組みを使って、 Apache 全体だけでなく指定した範囲にだけ設定を有効とすることができます。具体的にはディレクトリ単位で設定を有効にする、ファイル単位で設定を有効にする、 URL パスを指定して設定を有効にする、ことができます。設定が有効となる範囲を指定する方法について具体的にどのように記述すればいいのかについて解説します。
Apache では公開したコンテンツに対するアクセス制限を設定できます。アクセス制限の方法としては、アクセス元の IP アドレスを指定してアクセスの許可や拒否を設定したり、 Basic 認証や Digest 認証を使ってアクセスを許可するためのユーザー認証を行うことができます。これらのアクセス制限について具体的にどのように記述すればいいのかを解説します。
Apache では PHP や CGI を使ったコンテンツを公開することができます。静的なコンテンツに加えて PHP や CGI などサーバ側でスクリプトを実行した結果をアクセス元へ返すにはあらかじめ Apache 側で設定が必要となります。 PHP や CGI を Apache 経由で利用するのに必要な設定方法や、サンプルを使って具体的にどのようにすればいいのかについて解説します。
.htaccess は特定のディレクトリおよび下層にあるディレクトリに対する設定を記述する設定ファイルです。 Apache の設定を記述する httpd.conf ファイルを直接編集する権限がなくても、特定のディレクトリに .htaccess ファイルを設置することで、設置したディレクトリおよび下位のディレクトリの設定を行うことができます(ただし事前に httpd.conf ファイルで .htaccess ファイルを設置できるように許可しておく必要があります)。ここでは .htaccess の具体的な使い方について解説します。
Apache では Apache で構築した Web サーバに対するアクセスログを記録することができます。ログを記録するときのフォーマットや場所を設定したり、エラーログにどのレベルのエラーまでを記録するのかを設定したり、ログに記録される IP アドレスをホスト名に変換して記録したり、ログファイルのローテーション間隔などを設定できます。ここでは Apache でログを記録するときに各種設定について解説します。
Apache では 1 台のサーバを使って複数のドメイン名を使った Web サーバをそれぞれ公開することができるバーチャルホスト(仮想ホスト)の機能が用意されています。バーチャルホストでは複数の IP アドレスを使ってそれぞれ Web サーバを公開する IP ベースのバーチャルホストと、 1 つの IP アドレスで複数の Web サーバを公開する名前ベースのバーチャルホストが利用できます。 Apache でバーチャルホストを利用する場合の具体的な設定方法について解説します。
Apache Tomcat は Java サーブレットや JSP などを実行するためのソフトウェアです。 Tomcat 自身にも Web サーバとしての機能はありますが、 Apache と Tomcat を連携させることで Web サーバの部分を Apache で処理し、必要に応じて Tomcat へリクエストを渡すといったことが可能になります。 Apache と Tomcat を連携させる設定方法について解説します。
Apache を使って動作している Web サーバの管理を行う方法です。 Apache の動作状況を確認する mod_status や、 Apache の現在の設定内容や有効なモジュールの状態を取得する mod_info などの使い方について解説します。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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