コメントの記述(REM)
REM コマンドを使用するとバッチファイルの中でコメントを記述することができます。ここでは REM コマンドの使い方について解説します。
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REMコマンドの使い方
REM コマンドを使用するとバッチファイルの中にコメントを記述することができます。書式は次の通りです。
REM [コメント]
コメントはバッチファイルの中に記述するメモです。画面に表示されることがありませんので、バッチファイルの作成日や目的などのメモなどを記述しておくことができます。
コメントを記述する
バッチファイルの中に "作成日xx年xx月xx日、作成者 xxxx" とコメントを記述するには次のように記述します。
rem 作成日xx年xx月xx日、作成者 xxxx
テストを行うために次のような簡単なバッチファイル remtest.bat を c:\ に作成しました。
rem 作成日xx年xx月xx日、作成者 xxxx
cd c:\test
バッチファイルを実行すると次のように表示されます。
エコー機能がオンになっていると REM コマンドも画面に表示されます。コメントを記述したいけれど、画面には表示させたくない場合にはエコー機能をオフにしたあとでコメントを記述するか、次のように REM コマンドの前に @ を記述してください。(エコー機能については「エコー機能のON/OFFを切り替える(ECHO)」を参照されてください)。
@rem 作成日xx年xx月xx日、作成者 xxxx
先ほどのバッチファイルを次のように変更しました。
@rem 作成日xx年xx月xx日、作成者 xxxx
cd c:\test
バッチファイルを実行すると次のようにコメントの部分は画面には表示されなくなりました。
REM コマンドはコメントを残す以外に何も行いませんので、バッチファイルの実行結果としては REM コマンドがあってもなくても変わりはありません。
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REM コマンドを使ってバッチファイル内にコメントを記述する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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