売上リストから商品ごとに売上を集計する(SUMIF)
商品名と売上が記述された売上のリストの中から商品ごとに売上を集計する方法です。ここでは Excel の関数である SUMIF 関数を使って商品ごとに売上を集計する方法について解説します。
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目次
商品ごとに売上を集計する
売上のリストから商品ごとに売上を集計します。次のシートを見てください。
売上リストには商品名と売上が記述されています。商品ごとに売上を集計するため、集計した売上を表示する F3 セルに次のように数式を入力しました。
=SUMIF($B$3:$B$11,E3,$C$3:C11)
Enter
キーを押すと F3 セルに "にんじん" の売上を集計した結果が表示されます。
F4 セルから F7 セルにも同じように数式を入力しました。
商品ごとにそれぞれ売上を集計することができました。
解説
SUMIF
関数では 1 番目の引数に条件と一致するかどうかを調べるセル範囲、 2 番目の引数に条件、 3 番目の引数に合計を計算するセルが含まれるセル範囲を指定します。今回は調べる範囲に B3:B11 を指定し、条件として集計したい商品名を指定しています。
合計を取得する範囲に C3:C11 を指定し、条件に一致したセルと同じ行にあるセルの値を合計して取得します。
なお 1 番目と 3 番目のセル範囲は絶対参照で指定してください。
今回使用した関数の解説は下記を参照されてください。
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Excel の関数である SUMIF 関数を使って商品ごとに売上を集計する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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