ARABIC関数:ローマ数字の文字列を数値に変換する
ARABIC 関数は Excel で用意されている関数の一つで、指定したローマ数字を表す文字列から数値に変換した値を取得します。ここでは Excel における ARABIC 関数の使い方について解説します。
※ 数値からローマ数字を表す文字列に変換するには ROMAN 関数を使用します。詳しくは「ROMAN関数:数値をローマ数字に変換する」を参照されてください。
※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013
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ARABIC関数の使い方
ARABIC
関数は指定したローマ数字を表す文字列を数値に変換した値を取得します。
ARABIC(文字列)
1 番目の引数に変換する文字列を指定します。文字列はローマ数字として解釈できるものでなければなりません。
例えば対象の数値として "VI" を指定した場合、結果として 6 が返されます。
=ARABIC("VI") --> 6
対象の数値として "LXXIV" を指定した場合、結果として 74 が返されます。
=ARABIC("LXXIV") --> 74
ARABIC関数のサンプル
それでは実際に ARABIC
関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。
結果を表示する C3 セルに次のように ARABIC
関数を入力します。 1 番目の引数に対象の文字列が入力された B3 セルを指定します。
=ARABIC(B3)
Enter
キーを押すと、 C3 セルには次のように表示されます。
C4 セルから C8 セルについても同じように ARABIC
関数を入力しました。
文字列として指定した値から戻り値としては数値を取得する点に注意してください。
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Excel における ARABIC 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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