VALUE関数:数値を表す文字列を数値に変換する
VALUE 関数は Excel で用意されている関数の一つで、引数に指定した数値を表す文字列を数値に変換します。ここでは Excel における VALUE 関数の使い方について解説します。
※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013 2010 2007
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VALUE関数の使い方
VALUE
関数は引数に指定した数値を表す文字列を数値変換した値を取得します。
VALUE(文字列)
引数に対象の文字列を指定します。指定できる文字列は数値として識別できる文字列や、日付や時刻を表す文字列である必要があります。
例えば対象の文字列として "\8,520" を指定した場合、結果として 8520 が返されます。
=VALUE("\8,520") --> 8520
対象の文字列として "54%" を指定した場合、結果として 0.54 が返されます。
=VALUE("54%") --> 0.54
対象の文字列として "2021/10/18" を指定した場合、結果として 44487 が返されます。
=VALUE("2021/10/18") --> 44487
日付や時刻を表す文字列だった場合、その日付や時刻を表すシリアル値を取得します。
なお数値に変換できない文字列を引数に指定した場合は #VALUE!
エラーとなります。
=VALUE("750A") --> #VALUE!
VALUE関数のサンプル
それでは実際に VALUE
関数を使ってみます。 Excel のシートに対象となる数値を次のように入力しました。
取得した文字列を表示する C3 セルを選択し、次のように入力しました。 VALUE
関数の引数には対象の数値として B3 セルを指定しました。
=VALUE(B3)
Enter
キーを押すと、 C3 セルには次のように表示されます。
同じように C4 セルから C7 セルに対しても同じように VALUE
関数を入力すると次のように表示されました。
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Excel における VALUE 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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