等高線グラフの使い方
等高線グラフは、3 つの数値情報を 2 次元のマトリックスで表し、同じ値を持つ点を線で結ぶことで、データの傾向や変化を視覚的に示すグラフです。地形図の「等高線」と同じく、数値の分布を面として表現できるため、ある範囲内での数値の変化を直感的に把握するのに適しています。気温の分布、濃度の変化、売上データの地理的分布など、幅広い分野で利用されています。
Excel では、等高線グラフを簡単に作成する機能が搭載されています。行方向と列方向に対応する X 軸・Y 軸の値をそれぞれ見出しにした表を作成し、その交点のセルに Z 値(高さや数値の強度など)を入力します。範囲を選択して「挿入」タブから「グラフ」グループの中の「ウォーターフォール図、じょうごグラフ、株価チャート、等高線グラフ、レーダーチャートの挿入」をクリックし、最後に等高線グラフの種類を選択するとグラフが自動的に描画されます。
等高線グラフは次のようなケースで使用されます:
- 製品の温度分布を可視化し、熱の偏りや異常を発見できる
- 地形の標高を視覚化し、地形の傾斜や地形構造を把握できる
- 機械部品の圧力分布を表示し、過負荷箇所を特定できる
- 天気図の気圧分布を分析し、気象変化の予測に活用できる
- 品質検査で測定値の変化を面で比較し、不良傾向を確認できる
等高線グラフの利点は、三次元データを二次元の平面上に表現できる点にあります。また、色分けされた塗りつぶし等高線を使うことで、グラデーションとしての見せ方も可能になり、視覚的に分かりやすい資料を作ることができます。
このカテゴリでは、 Excel における等高線グラフの作成手順や、設定可能な値の意味と設定方法について、初めて等高線グラフを作成する方でも迷わず作業できるように、実際の操作画面を順を追って画像付きで解説します。
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( Written by Tatsuo Ikura )

著者 / TATSUO IKURA
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