Excelのパレート図の作り方&カスタマイズ方法
パレート図は、「パレートの法則(80:20の法則)」に基づいたグラフで、問題や要因を「重要な順」に並べて視覚的に把握するための手法です。棒グラフと折れ線グラフを組み合わせた構成になっており、棒グラフが各項目の値(件数など)を示し、折れ線グラフが累積の割合を表します。これにより、どの項目が全体の何割を占めているのかを一目で理解できるようになっています。
パレート図は、品質管理や業務改善、売上分析、クレームの原因分析などで頻繁に利用されており、「少数の要因が大きな結果を生む」ことを視覚的に分析できる便利なツールです。たとえば、「クレームのうち上位3つの原因で全体の80%を占めている」といったことを把握したい場合に役立ちます。
Excel では、パレート図を簡単に作成する機能が搭載されています。項目名(カテゴリ)とその件数(または金額など)を含む表を作成します。範囲を選択して「挿入」タブから「グラフ」グループの中の「統計グラフの挿入」をクリックし、最後にヒストグラムの中にあるパレート図を選択するとグラフが自動的に描画されます。
パレート図のグラフは次のようなケースで使用されます:
- クレーム内容の件数を分析し、原因の上位を把握して改善に集中できる
- 商品別売上を累積比で示し、全体売上に貢献する主力商品を特定できる
- 製造不良の発生原因を分類し、影響が大きい項目から優先的に対策できる
- 在庫ロスの内訳を整理し、重要な要因を明確にして対策を立てやすくなる
- 顧客からの問い合わせ内容を分類し、対応の優先順位をつけやすくなる
このカテゴリでは、 Excel におけるパレート図の作成手順や、設定可能な値の意味と設定方法について、初めてパレート図を作成する方でも迷わず作業できるように、実際の操作画面を順を追って画像付きで解説します。
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( Written by Tatsuo Ikura )

著者 / TATSUO IKURA
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