Excelのウォーターフォール図の作り方&カスタマイズ方法
ウォーターフォール図は、データの増減を視覚的に表現できるグラフの一種で、主に「どのようにして合計値に到達したのか」を段階的に示すのに適したチャートです。棒が階段状に積み重なって表示される見た目が「滝(ウォーターフォール)」のように見えることからこの名が付いています。損益計算、売上の増減要因分析、在庫変動の把握など、ビジネスにおける定量分析で主に利用されています。
Excel でウォーターフォール図を作成するには、まず増減を含むデータを表形式で入力します。一般的には、項目名と金額を縦に並べ、「増加」「減少」「合計」といった内容を含むのが基本です。範囲を選択して「挿入」タブから「グラフ」グループの中の「ウォーターフォール図、じょうごグラフ、株価チャート、等高線グラフ、レーダーチャートの挿入」をクリックし、最後にウォーターフォール図を選択するとグラフが自動的に描画されます。
ウォーターフォール図は次のようなケースで使用されます。
- 売上の増減要因を時系列で表示し、収益変動の内訳を把握できる
- 費用の構成を段階的に表示し、どこでコストが増えたか明確にできる
- 収支の内訳を視覚化し、黒字・赤字への影響要因を特定できる
- 月ごとの在庫変動を追跡し、仕入や出荷の影響を確認できる
- プロジェクト予算の推移を整理し、増減の理由を一目で理解できる
ウォーターフォール図の利点は、単に数値を並べるのではなく、「どの要素がどのように影響を与えたのか」を視覚的に伝えられることにあります。たとえば、売上の増加に対して、コストの増加や割引などがどのように影響したのかを明確に示すことで、説得力のある資料を作成できます。
このカテゴリでは、 Excel におけるウォーターフォール図の作成手順や、設定可能な値の意味と設定方法について、初めてウォーターフォール図を作成する方でも迷わず作業できるように、実際の操作画面を順を追って画像付きで解説します。
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( Written by Tatsuo Ikura )

著者 / TATSUO IKURA
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