ピボットテーブルの元データの範囲を変更する

ピボットテーブルの元データにデータを追加したときに、ピボットテーブルに追加したデータを反映させるには設定されているデータ範囲を変更する必要があります。ここでは Excel でピボットテーブルの元データの範囲を変更する方法について解説します。

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元データの範囲を変更する

ピボットテーブルの元データにデータを追加した場合、自動的にはピボットテーブルに反映されません。例えば次のようなピボットテーブルで試してみます。

元データの範囲を変更する(1)

現在ピボットテーブルに設定されている元データに、次の 2 行のデータを追加しました。

元データの範囲を変更する(2)

元データにデータを追加した後に作成済みのピボットテーブルを確認すると、追加したデータが反映されていないのが確認できます。

元データの範囲を変更する(3)

このようにピボットテーブルは元データにデータを追加したときに自動的には更新されません。元データに追加された分を反映させるには手動でピボットテーブルのデータ範囲を変更する必要があります。

ピボットテーブルのデータ範囲を変更するには、まずピボットテーブルのいずれかのセルをクリックしてください。すると「ピボットテーブル分析」タブが表示されるのでクリックしてください。

元データの範囲を変更する(4)

リボンが表示されたら「データ」グループの中の「データソースの変更」をクリックしてください。

元データの範囲を変更する(5)

「ピボットテーブルのデータソースの変更」ダイアログが表示されます。

元データの範囲を変更する(6)

「テーブル/範囲」の右にあるテキストボックスに、ピボットテーブルの新しいデータ範囲を入力するか選択してください。入力が終わりましたら「OK」をクリックしてください。

元データの範囲を変更する(7)

ピボットテーブルのデータ範囲が更新されて、元データに追加したデータがピボットテーブルに反映されました。

元データの範囲を変更する(8)

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Excel でピボットテーブルの元データの範囲を変更する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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