- Home ›
- Excel VBA入門 ›
- 共通の操作
ブック作成時のワークシートの作成枚数
ブックを新規に作成した時に、ブックに含まれるワークシートの数はデフォルトで3枚ですが、任意の枚数を設定することができます。ここでは Excel VBA を使ってブック作成時のワークシートの作成枚数を設定する方法について解説します。
(Last modified: )
ブック作成時のワークシートの作成枚数
設定するには Application オブジェクトの「SheetsInNewWorkbook」プロパティでデフォルトの値を設定することが可能です。
Application.SheetsInNewWorkbook = 2
枚数は長整数型 (Long) の値で指定します。一度設定した値はExcelを終了した後も保存されます。
サンプルプログラム
では簡単なサンプルで試してみましょう。
Sub テスト() MsgBox "デフォルトで" & Application.SheetsInNewWorkbook & "枚作成されます" Application.SheetsInNewWorkbook = 2 Workbooks.Add End Sub
上記マクロを実行すると次のようになります。
まずデフォルトで設定されている値を表示させています。デフォルトでは新規ブック内に作成されるワークシートは3枚です。
作成されるワークシート数を2枚に設定したあとで、新規ブックを作成しています。新規ブック内に作成されたワークシートの枚数は2枚であり、先に設定した値と同じになっていることが確認できます。
-- --
Excel VBA を使ってブック作成時のワークシートの作成枚数を設定する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。