Str関数:数値を文字列に変換する
Str 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した数値を文字列に変換します。ここでは Excel VBA における Str 関数の使い方について解説します。
※ 同じ用途で使用する CStr 関数の使い方については「CStr関数:値を文字列に変換する」を参照されてください。
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目次
Str関数の定義と使い方
Str
関数は引数に指定した数値を文字列に変換します。
1 番目の引数に対象となる数値を指定します。数値を文字列に変換した値を戻り値として返します。このとき負の数の場合は先頭に "-" が表示されますが、正の数の場合、符号の "+" は表示されないのですが代わりに空白文字が 1 文字先頭に追加されます。
次の例を見てください。
Debug.Print Str(72) ' 72 Debug.Print Str(-3.5) '-3.5
引数に指定した数値を文字列に変換した結果をイミディエイトウィンドウに表示します。このとき引数が正の数だった場合は先頭に空白文字が 1 文字追加されます。
それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。
Option Explicit Sub Str関数() Debug.Print Str(74) Debug.Print Str(3.275) Debug.Print Str(-45) End Sub
このプログラムを実行すると引数に指定した数値を Str
関数を使って文字列に変換しイミディエイトウィンドウに出力します。
Str
関数を使用する場合は、正の数値を文字列に変換すると符号用の空白文字が先頭に追加されます。
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Excel VBA における Str 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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