String関数:文字を指定した回数繰り返した文字列を作成するる
String 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した文字を指定した回数繰り返した文字列を作成します。ここでは Excel VBA における String 関数の使い方について解説します。
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String関数の定義と使い方
String
関数は引数に指定した文字を指定した回数繰り返した文字列を作成し返します。
1 番目の引数に繰り返す回数を指定します。 2 番目の引数に繰り返す文字列を指定します。複数の文字列を指定してもエラーにはなりませんが、繰り返されるのは 1 文字目の文字だけです。戻り値として 2 番目の引数に指定した文字列の先頭の文字を 1 番目の引数の回数だけ繰り返した文字列を作成し返します。
次の例を見てください。
Debug.Print String(5, "A") 'AAAAA Debug.Print String(3, "東京都") '東東東
String
関数を使って 2 番目の引数の文字を 1 番目の引数の回数だけ繰り返した文字列を取得します。
それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。
Option Explicit Sub String関数() Debug.Print String(5, "A") Debug.Print String(8, "星座") Debug.Print String(3, "-") End Sub
このプログラムを実行すると String
関数を使って 2 番目の引数に指定した文字列の先頭文字を 1 番目の引数に指定した回数だけ繰り返した文字列を作成します。
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Excel VBA における String 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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