TimeValue関数:時刻を表す文字列から時刻の値を取得する

TimeValue 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した時刻を表す文字列から時刻を表す Variant(Date) 型の値を取得します。ここでは Excel VBA における TimeValue 関数の使い方について解説します。

(Last modified: )

TimeValue関数の定義と使い方

TimeValue 関数は引数に指定した時刻を表す文字列から時刻を表す Variant 型の値を返します。

TimeValue(time)

1 番目の引数に時刻を表す文字列を指定します。戻り値として Variant 型(内部的に Date 型)の値を返します。

次の例を見てください。

Debug.Print TimeValue("16:24:07")     '16:24:07
Debug.Print TimeValue("09:58:16 PM")  '21:58:16

色々な形式で時刻を表す文字列を引数に指定し、戻り値として時刻を表す値を取得しました。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。

Option Explicit

Sub TimeValue関数()
    Debug.Print TimeValue("16:24:07")
    Debug.Print TimeValue("09:58:16 AM")
    Debug.Print TimeValue("02:39:47 午後")
End Sub

TimeValue関数の定義と使い方(1)

このプログラムを実行すると TimeValue 関数を使って引数に指定した時刻を表す文字列から時刻を表す値を取得できます。

TimeValue関数の定義と使い方(2)

-- --

Excel VBA における TimeValue 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

プロフィール画像

著者 / TATSUO IKURA

これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。