条件式がfalseの場合だけエラーログを出力する(console.assert)
Console オブジェクトの console.assert メソッドを使用すると、コンソールに対してログを出力する場合に、最初の引数に記述された条件式がfalseとなった場合だけエラー形式でログを出力することができます。ここでは console.assert メソッドの使い方について解説します。
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条件式に応じてログを出力する
Console オブジェクトで用意されている console.assert メソッドを使用すると、引数に指定した条件式がfalseの場合だけコンソールにログを出力することができます。書式は次の通りです。
console.assert(条件式, オブジェクト [, オブジェクト, ...])
console.assert(条件式, プレースメントを含む文字列 [, 置換するオブジェクト, ...])
1 番目の引数に条件式を記述します。この条件式を評価し false となった場合だけコンソールにログを出力します。 2 番目以降の引数の指定方法については console.error メソッドと同じです。(詳しい使い方については「コンソールにログを出力する(console.log、console.info、console.warn、console.error)」をご参照ください)。
次のサンプルをみてください。
for (let i = 0 ; i < 10 ; i++){ let num = Math.floor(Math.random() * 100) + 1; console.assert(num % 2 == 0, num); }
このサンプルでは 1 から 100 までの乱数を 10 回生成し、乱数が奇数だった場合だけコンソールに出力します。 console.assert による出力は console.error メソッドと同様にエラーを表すアイコンが表示され、ログも赤色の文字で出力されます。
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console.group メソッドなどを使ってコンソールへの出力をグループ化する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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