Mathオブジェクトの静的プロパティ

Math オブジェクトで用意されている静的プロパティの一覧とそれぞれのプロパティに関する解説を行います。

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Mathオブジェクトの静的プロパティ一覧

Math オブジェクトで用意されている静的プロパティには次のものがあります。

静的プロパティ意味
Math.E自然対数の底2.718281828459045
Math.LN22の自然対数0.6931471805599453
Math.LN1010の自然対数2.302585092994046
Math.LOG2E2を底とするeの対数1.4426950408889634
Math.LOG10E10を底とするeの対数0.4342944819032518
Math.PI円周率3.141592653589793
Math.SQRT1_21/2の平方根0.7071067811865476
Math.SQRT22の平方根1.4142135623730951

対数について

対数に関する詳しい説明はここでは省略しますが、簡単に書くと x = ap が成り立つ時、 p のことを a を底とする x の対数と呼びます。

対数について(1)

よって Math オブジェクトの静的プロパティで定義されている定数は次のように表すことができます。

Math.LN10      loge10
Math.LN2       loge2
Math.LOG10E    log10e
Math.LOG2E     log2e

円周率について

円周率 π は円の円周の長さや面積を計算する時に使用されます。

let r = 10;                 // 半径
let c = 2 * Math.PI * r;    // 円周の長さ 2πr
let a = Math.PI * r * r;    // 円の面積 πr2

平方根について

平方根に関する詳しい説明はここでは省略しますが、簡単に書くと a = b2 が成り立つ時、 b を a の平方根と呼びます。つまり 2 の平方根とは二乗すると 2 になる数値のことです。

平方根について(2)

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Math オブジェクトで用意されている静的プロパティの一覧とそれぞれのプロパティに関する解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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