絶対値を取得する(Math.abs)
Math オブジェクトの静的メソッドである Math.abs は対象の値の絶対値を取得します。ここでは Math オブジェクトの Math.abs メソッドの使い方について解説します。
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絶対値の取得(abs)
Math オブジェクトの Math.abs メソッドは対象の値の絶対値を取得します。書式は次の通りです。
Math.abs(数値)
引数に指定した数値の絶対値を返します。引数が数値ではなかった場合は数値に変換してから絶対値を取得します。数値 x の絶対値は一般的には |x| と表します。絶対値の計算は、正の値だった場合はそのまま返し、負の値だった場合は -1 を乗算して正と負の符号を反転させたものを返します。
次のサンプルをみてください。
Math.abs(12); >> 12 Math.abs(0); >> 0 Math.abs(-12); >> 12
引数に数値ではない値を指定した場合は、数値に変換された上で絶対値を取得します。
次のサンプルをみてください。
Math.abs('-64'); >> 64 Math.abs([-512]); >> 512 Math.abs(null); >> 12 Math.abs(undefined); >> NaN Math.abs(NaN); >> NaN
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Math オブジェクトの Math.abs メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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