正か負か数値の符号を取得する(Math.sign)
Math オブジェクトの静的メソッドである Math.sign は対象の数値の符号を取得します。ここでは Math オブジェクトの Math.sign メソッドの使い方について解説します。
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数値の符号を取得する(sign)
Math オブジェクトの Math.sign メソッドは対象の数値の符号を取得します。書式は次の通りです。
Math.sign(数値)
引数に指定した数値の符号を取得します。正の値だった場合は 1 、負の値だった場合は -1 、ゼロだった場合は 0 または -0 を取得します。引数が数値ではなかった場合は数値に変換してから符号を取得します。
次のサンプルをみてください。
Math.sign(4.72); >> 1 Math.sign(-71); >> -1 Math.sign(0); >> 0 Math.sign(-0); >> -0
引数に指定した数値の符号を調べ、 1 、 -1 、 0 、 -0 のいずれかの値を返します。
引数に数値ではない値を指定した場合は、数値に変換された上で符号を取得します。数値にならなかった場合は NaN を返します。
Math.trunc('104'); >> 1 Math.sign([-12.8]); >> -4 Math.sign(undefined); >> NaN Math.sign(null); >> NaN
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Math オブジェクトの Math.sign メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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