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オブジェクトとは
オブジェクトの使い方を詳しく見ていく前に、 JavaScript におけるオブジェクトとはどういうものなのか、そして実際にどのように利用できるのかについて簡単にご説明します。
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オブジェクトの基本的な使い方
オブジェクトではデータをプロパティ名(キー)と値のペアで管理します。
そして一組のプロパティ名と値で表されるデータのことをプロパティと呼びます。オブジェクトでは複数のプロパティをまとめて管理することができます。
詳細なオブジェクトの作成方法は別のページで解説しますが、先ほどのオブジェクトは次のように記述することができます。
let user = { name:'山田太郎', age:27, address:'東京都' }
配列ではインデックスを指定することで要素に格納されている値を取り出すことができますが、オブジェクトではプロパティ名を指定することでプロパティに格納されている値を取り出すことができます。
let user = { name:'山田太郎', age:27, address:'東京都' } console.log(user.name); >> 山田太郎 console.log(user.age); >> 27 console.log(user.address); >> 東京都
プロパティの値には数値や文字列などのプリミティブ型の値のほかに、配列や関数といったオブジェクト型の値を指定することができます。特に値として関数を記述したプロパティのことをメソッドとも呼びます。
オブジェクトに対してメソッド名を使って値として登録された関数を呼びだすことができます。
let user = {
name:'山田太郎',
age:27,
address:'東京都',
hobby:['読書', 'スポーツ'],
getAge:function(){
return this.age;
}
}
console.log(user.getAge());
>> 27
このようにオブジェクトでは複数のオブジェクトやメソッドを管理することができ、プロパティ名(キー)を指定して値を取得したり関数を実行したりすることができます。それでは次のページからオブジェクトの詳しい使い方について解説していきます。
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JavaScript におけるオブジェクトの基本的な使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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