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文字列の中の大文字を小文字に、小文字を大文字に変換する(toLowerCase, toUpperCase)
String オブジェクトのインスタンスメソッドである toLowerCase は、対象の文字列に大文字のアルファベットが含まれていた場合、小文字に変換した新しい文字列を返します。また toUpperCase は、対象の文字列に小文字のアルファベットが含まれていた場合、大文字に変換した新しい文字列を返します。ここでは String オブジェクトの toLowerCase メソッドおよび toUpperCase メソッドの使い方について解説します。
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大文字を小文字に変換する(toLowerCase)
String オブジェクトの toLowerCase メソッドは、対象の文字列に含まれる大文字のアルファベットを小文字に変換し新しい文字列として返します。書式は次のとおりです。
文字列.toLowerCase()
大文字のアルファベットを小文字に変換した新しい文字列を返します。アルファベットは半角であっても全角でもあって変更の対象となります。元の文字列には変更を行いません。
次のサンプルをみてください。
let str; str = 'Hello! Good Morning.'; console.log(str.toLowerCase()); >> hello! good morning. str = 'Thank You'; console.log(str.toLowerCase()); >> thank you
対象の文字列に含まれる大文字のアルファベットを小文字に変換した新しい文字列を取得しました。半角であっても全角であっても変換されます。大文字のアルファベット以外は何も変更しません。
小文字を大文字に変換する(toUpperCase)
String オブジェクトの toUpperCase メソッドは、対象の文字列に含まれる小文字のアルファベットを大文字に変換し新しい文字列として返します。書式は次のとおりです。
文字列.toUpperCase()
小文字のアルファベットを大文字に変換した新しい文字列を返します。アルファベットは半角であっても全角でもあって変更の対象となります。元の文字列には変更を行いません。
次のサンプルをみてください。
let str; str = 'Hello! Good Morning.'; console.log(str.toUpperCase()); >> HELLO! GOOD MORNING. str = 'Thank You'; console.log(str.toUpperCase()); >> THANK YOU
対象の文字列に含まれる小文字のアルファベットを大文字に変換した新しい文字列を取得しました。半角であっても全角であっても変換されます。小文字のアルファベット以外は何も変更しません。
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String オブジェクトの toLowerCase メソッドおよび toUpperCase メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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