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SUM関数(指定したカラムに格納されている値の合計を取得する)
MySQL では SUM 関数を使用することで引数に指定したカラムに格納されている値の合計を取得することができます。ここでは MySQL における SUM 関数の使い方について解説します。
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目次
SUM 関数の使い方
SUM 関数は引数に指定したカラムに格納されている値の合計を取得するために使用します。書式は次の通りです。
SUM([DISTINCT] expr)
合計を取得するカラム名を引数で指定してください。
DISTINCT をつけると、重複した行を除外したあとで合計を計算します。
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それでは実際に試してみます。次のようなテーブルを作成しました。
create table fruit (name varchar(10), sales int);
テーブルには次のようなデータを格納しました。
insert into fruit values ('Apple', 240);
insert into fruit values ('Orange', 180);
insert into fruit values ('Grape', 350);
insert into fruit values ('Apple', 190);
insert into fruit values ('Orange', 200);
insert into fruit values ('Apple', 250);
それでは sales カラムに格納されている値の合計を取得します。次のように実行してください。
select sum(sales) from fruit;
sales カラムに格納されている値の合計を取得することができました。
次に GROUP BY 句を使って name カラムの値を対象としてグループ化を行い、グループ毎に sales カラムに格納されている値の合計を取得します。次のように実行してください。
select name, sum(sales) from fruit group by name;
グループ毎に sales カラムの合計を取得することができました。
※ GROUP BY句については「データをグループ化する(GROUP BY句)」を参照されてください。
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sum 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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