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TRIM関数(文字列の先頭または末尾から空白または指定した文字列を取り除く)
MySQL で TRIM 関数を使用すると引数に指定した文字列の先頭または末尾から空白や指定した文字列を取り除いた文字列を取得することができます。ここでは MySQL における TRIM 関数の使い方について解説します。
※ 関連する関数 LTRIM関数/RTRIM関数
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目次
TRIM関数の使い方
TRIM 関数は引数に指定した文字列の先頭や末尾から空白や指定した文字列を取り除くために使用します。書式は次の通りです。
TRIM([{BOTH | LEADING | TRAILING} [remstr] FROM] str)
引数に指定した文字列( str )の先頭および末尾から空白を取り除きます。
TRIM(' Hello World ') --> 'Hello World'
取り除く位置として先頭から取り除く場合は LEADING 、末尾から取り除く場合は TRAILING 、両方から取り除く場合は BOTH を指定します。位置を省略した場合は BOTH が指定されたものとして扱われます。
TRIM(BOTH FROM ' Hello World ') --> 'Hello World' TRIM(LEADING FROM ' Hello World ') --> 'Hello World ' TRIM(TRAILING FROM ' Hello World ') --> ' Hello World'
デフォルトでは空白を取り除きますが、取り除く文字列( remstr )を指定することもできます。
TRIM(BOTH 'HO' FROM 'HOHOHello WorldHO') --> 'Hello World'
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それでは実際に試してみます。最初に取り除く位置や取り除く文字列を省略して実行します(省略した場合は先頭および末尾から空白を取り除きます)。
select concat('[',trim(' Hello World '),']');
次に取り除く位置を指定してみます。末尾から空白を取り除きます。
select concat('[',trim(trailing from ' Hello World '),']');
最後に取り除く位置と取り除く文字列を指定してみます。先頭と末尾から文字列 'HO' を取り除きます。
select concat('[',trim(both 'HO' from 'HOHOHOHello WorldHOHO'),']');
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trim 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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