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pop関数:配列の最後の要素を取り出す
Perl で用意されている組み込み関数の一つである pop 関数の使い方です。 pop 関数は対象となる配列の最後の要素を取り出します。
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pop関数の書式と基本的な使い方
pop 関数は次のように定義されています。
pop([ARRAY])
配列の最後の要素を取り出します。要素数は1つ減ります。 パラメータ: ARRAY 対象の配列 戻り値: 配列の最後の要素
省略可能な 1 番目の引数には対象となる配列が格納された配列変数を指定します。配列に含まれている最後の要素を取得し、要素数を 1 つ減らします。もし要素が含まれていなかった場合は undef
が返されます。
引数が省略された場合、メインルーチンで使用された場合には @ARGV
が使用され、サブルーチンで使用された場合には @_
が使用されます。
具体的には次のように記述します。
my @month = ("月曜", "火曜", "水曜"); my $val = pop(@month);
この場合は最後の要素に格納されている "水曜" を取得し変数 $val に格納します。配列は要素が 1 つ減って要素が 2 つになります。
それでは簡単なサンプルを作成します。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; my @month = ("月曜", "火曜", "水曜", "木曜"); while (my $val = pop(@month)){ print "$val\n"; }
テキストエディタでプログラムを記述したあと sample.pl という名前で保存します。(文字コードは UTF-8 です)。コマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリへ移動したあとで次のように実行します。
perl sample.pl
次のように実行結果が表示されます。
pop
関数を使って配列の最後から要素を一つずつ取得し画面に出力しました。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである pop 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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