abs関数:数値の絶対値を取得する

Perl で用意されている組み込み関数の一つである abs 関数の使い方です。 abs 関数は対象となる数値の絶対値を返します。

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abs関数の書式と基本的な使い方

abs 関数は次のように定義されています。

abs([VALUE])

絶対値を返します。

パラメータ:
  VALUE  対象の数値
戻り値:
  対象の数値の絶対値

省略可能な 1 番目の引数には対象となる数値を指定します。省略された場合は変数 $_ が使用されます。対象の数値の絶対値が戻り値として返されます。

具体的には次のように記述します。

my $num = abs(-14);

上記の場合は 14 を返します。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成します。

use strict;
use warnings;
use utf8;
binmode STDIN, ':encoding(cp932)';
binmode STDOUT, ':encoding(cp932)';
binmode STDERR, ':encoding(cp932)';

my $num;

$num = abs(-18);
print "abs(-18) = $num\n";

$num = abs(18);
print "abs(18) = $num\n";

$num = abs(-3.567);
print "abs(-3.567) = $num\n";

テキストエディタでプログラムを記述したあと sample.pl という名前で保存します。(文字コードは UTF-8 です)。コマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリへ移動したあとで次のように実行します。

perl sample.pl

次のように実行結果が表示されます。

abs関数:数値の絶対値を取得する(1)

負の数値の場合は正の数に変換した数値を取得します。正の数値の場合は何も行いません。

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Perl で用意されている組み込み関数の一つである abs 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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