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log関数:自然対数を取得する
Perl で用意されている組み込み関数の一つである log 関数の使い方です。 log 関数は自然対数を返します。
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log関数の書式と基本的な使い方
log 関数は次のように定義されています。
log([EXPR])
引数に指定した値の自然対数を返します。 パラメータ: EXPR 対象の値 戻り値: 自然対数
省略可能な 1 番目の引数には自然対数を求める数値を指定します。省略された場合は変数 $_
が使用されます。指定した数値に対する自然対数が戻り値として返されます。
具体的には次のように記述します。
my $num = log(2);
上記では e
を底とした自然対数を計算します。
※なお任意の値を底とした対数を求める関数は用意されていません。例えば 10 を底とした対数を求めるには次の計算式を使います。
log(EXPR) / log(10);
それでは簡単なサンプルを作成します。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; my $num; $num = log(3); print "log(3) = $num\n"; $num = log(8) / log(2); print "log2(8) = $num\n";
テキストエディタでプログラムを記述したあと sample.pl という名前で保存します。(文字コードは UTF-8 です)。コマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリへ移動したあとで次のように実行します。
perl sample.pl
次のように実行結果が表示されます。
e
を底とした対数を取得し、そのあとで 2 を底とした対数を取得しました。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである log 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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