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exit関数:Perlスクリプトを終了する
Perl で用意されている組み込み関数の一つである exit 関数の使い方です。 exit 関数は実行している Perl スクリプトを終了します。
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exit関数の書式と基本的な使い方
exit 関数は次のように定義されています。
exitfined([EXPR])
実行しているPerlスクリプトを終了します。 パラメータ: EXPR スクリプトが返すステータスコード 戻り値:
省略可能な 1 番目の引数にはスクリプトの終了時にスクリプトが返すスタータスコードを指定します。省略された場合はステータスコードとして 0 が使用されます。一般的にプログラムが正常に終了した場合はステータスコードとして 0 を返し、正常ではない終了をした場合は 0 以外の値(例えば 1 )をステータスコードとして返します。
なお exit
関数が実行された時点でプログラムは終了しますが、特殊なルーチンである END
ルーチンなどは終了前に実行されます。( END
ルーチンとはデストラクタのようなものです)。
具体的には次のように記述します。
exit(0);
それでは簡単なサンプルを作成します。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; while (my $line = <STDIN>){ chomp($line); if ($line eq "end"){ print "終了します\n"; exit(0); }else{ print "$line\n"; } }
テキストエディタでプログラムを記述したあと sample.pl という名前で保存します。(文字コードは UTF-8 です)。コマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリへ移動したあとで次のように実行します。
perl sample.pl
次のように実行結果が表示されます。
このプログラムではユーザーからの入力を待ち、入力したあとに Enter
キーを押すと入力したのと同じ値を画面に出力します。
"end" と入力し Enter
キーを押すと、 exit
関数が呼ばれてプログラムが終了します。
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Perl で用意されている組み込み関数の一つである exit 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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