データベースの選択
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MySQLへ接続後に利用したいデータベースを選択する方法を確認します。「mysql_select_db」関数を使います。
bool mysql_select_db(string database_name [, resource link_identifier])
データベース名を指定して、アクティブなデータベースに設定します。それ 以降にコールされる mysql_query() は、すべてアクティブなデータベース 上で 実行されます。 link_identifierを指定しない場合には、直近にオープンされたリンクが指定 されたと仮定されます。 引数: database_name アクティブにするデータベース名 link_identifier MySQLリンクID 返り値: 成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
データベース名を指定して、データベースを選択します。今後SELECT文などのクエリーを発行する場合などは、選択されてアクティブになっているデータベースに対して行われます。その為、クエリーを発行する前にデータベースを選択しておいて下さい。
実際の使い方としては下記のようになるかと思います。
$link = mysql_connect('localhost', 'user', 'pass'); if (!$link) { die('接続失敗です。'.mysql_error()); } $db_selected = mysql_select_db('database_name', $link); if (!$db_selected){ die('データベース選択失敗です。'.mysql_error()); } // MySQLに対するクエリの発行など mysql_close($link);
では実際に試してみます。データベース名「uriage」を選択してみます。
<html> <head><title>PHP TEST</title></head> <body> <?php $link = mysql_connect('localhost', 'testuser', 'testuser'); if (!$link) { die('接続失敗です。'.mysql_error()); } print('<p>接続に成功しました。</p>'); $db_selected = mysql_select_db('uriage', $link); if (!$db_selected){ die('データベース選択失敗です。'.mysql_error()); } print('<p>uriageデータベースを選択しました。</p>'); // MySQLに対する処理 $close_flag = mysql_close($link); if ($close_flag){ print('<p>切断に成功しました。</p>'); } ?> </body> </html>
上記を「test3.php」としてローカル環境で稼動しているApacheのドキュメントルート以下に設置しました。その後ブラウザでアクセスします。
エラーの場合の例
データベース選択に失敗した場合も確認しておきます。存在しないデータベースを選択しようとした場合です。
以上です。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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