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フォームの処理方法
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ここからフォームを使って送られてきたデータをPHPを使って処理する方法を見ていきます。
フォームの送信先としてPHPで記述されたファイルを指定した場合、PHPの定義済みの変数である「$_GET」と「$_POST」を使ってフォームからのデータを取得して処理することができます。またセッションに関しては「$_SESSION」で、Cookieに関しては「$_COOKIE」を使って処理が可能になっています。
変数 | 説明 |
---|---|
$_GET | URL クエリ文字列によりスクリプトに入力された変数。以前使われていて現在推奨されていない$HTTP_GET_VARS配列と同じです。 |
$_POST | HTTP POSTによりスクリプトに入力された変数。以前使われていて現在推奨されていな$HTTP_POST_VARS配列と同じです。 |
$_SESSION | スクリプトのセッションに現在登録されている変数。以前使われていて現在推奨されていな$HTTP_SESSION_VARS配列と同じです。 |
$_COOKIE | HTTP Cookieによりスクリプトに入力された変数。以前使われていて現在推奨されていな$HTTP_COOKIE_VARS配列と同じです。 |
これらの変数はPHP 4.1.0で導入され、スーパーグローバル変数となっています。スーパーグローバル変数とはPHPのプログラム中でどこでも参照することが可能な変数となっています。
$_GET及び$_POSTはそれぞれ連想配列となっています。フォーム内で使われた各部品に付けられた名前で参照することで、その名前に対応する値を得ることができます。
$_GET['name']
このように簡単にフォームからのデータを取り出すことができますので、この値を元に画面表示を作成したりデータベースへ登録したりといったことを行えます。次のページから1つ1つ試していきます。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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