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ctype_upper/ctype_lower関数の使い方(大文字・小文字の判別)
PHP で用意されている組み込み関数の一つである ctype_upper 関数および ctype_lower 関数の使い方です。 ctype_upper 関数は関数の引数に指定された文字列がすべて大文字かどうか判定します。また ctype_lower 関数はすべて小文字かどうか判定します。
(2022 年 09 月 28 日公開 / 2022 年 09 月 28 日更新)
ctype_upper関数およびctype_lower関数の書式と基本的な使い方
ctype_upper 関数は次のように定義されています。
boolean ctype_upper(string text)
引数の文字列が大文字だけかどうかを確認します。 引数: text 調べる文字列。 返り値: textのすべての文字が大文字だった場合に TRUE 、そうでない場合に FALSE を返します。
アルファベット以外の文字が含まれている場合はFALSEとなります。例えば数字が含まれていればFALSEです。
小文字かどうかの判別には「ctype_lower」関数を使います。
boolean ctype_lower(string text)
引数の文字列が小文字だけかどうかを確認します。 引数: text 調べる文字列。 返り値: textのすべての文字が小文字だった場合に TRUE 、そうでない場合に FALSE を返します。
では実際に試してみます。
<html> <head><title>PHP TEST</title></head> <body> <?php function dispKekka($str){ $kekka1 = ctype_upper($str); $kekka2 = ctype_lower($str); print('調べる文字列は'.$str.'です<br>'); if ($kekka1 == TRUE){ print('文字列は大文字だけです<br><br>'); }else{ if ($kekka2 == TRUE){ print('文字列は小文字だけです<br><br>'); }else{ print('文字列は大文字小文字が混合しています<br><br>'); } } } $str = 'abc'; dispKekka($str); $str = 'ABC'; dispKekka($str); $str = 'abc89'; dispKekka($str); $str = 'ABC89'; dispKekka($str); $str = 'aBcDe'; dispKekka($str); ?> </body> </html>
上記のファイルを Web サーバに設置しブラウザ経由で見ると下記のように表示されます。
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PHP で用意されている組み込み関数の一つである ctype_upper 関数および ctype_lower 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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