- Home ›
- PHP関数のリファレンス ›
- 文字列関数
strlen/mb_strlen関数の使い方(文字列の長さを取得)
PHP で用意されている組み込み関数の一つである strlen 関数および mb_strlen 関数の使い方です。 strlen 関数は引数に指定した文字列の長さをバイト数で取得します。また mb_strlen 関数は文字列の長さを文字数で取得します。
(2022 年 09 月 28 日公開 / 2022 年 09 月 28 日更新)
strlen関数の書式と基本的な使い方
strlen 関数は次のように定義されています。
int strlen(string string)
引数に指定した文字列の長さを取得します。バイト数での取得となります ので半角1文字で1バイト、全角1文字で2バイトとなります。 引数: string 対象の文字列 返り値: 文字列のバイト数
半角文字と全角文字の場合の例としては下記のようになります。
strlen('abc') --> 3 strlen('あいう') --> 6 strlen('abcあいう') --> 9
バイト数ではなく文字数を取得したい場合には「mb_strlen」関数を使います。半角文字も全角文字も1文字は1文字として扱います。
int mb_strlen(string str [, string encoding])
引数に指定した文字列の長さを取得します。文字数での取得となります ので半角1文字も全角1文字も1文字となります。 引数: string 対象の文字列 encoding 対象の文字列の文字コード 返り値: 文字列の文字数
サンプルコード
では実際に試してみます。
<html> <head><title>PHP TEST</title></head> <body> <?php $str1 = 'abcde'; $str_len1 = strlen($str1); $str_mblen1 = mb_strlen($str1); $str2 = '10時20分'; $str_len2 = strlen($str2); $str_mblen2 = mb_strlen($str2); print($str1.' の文字列の長さは'.$str_len1.'です<br>'); print($str1.' の文字数は'.$str_mblen1.'です<br><br>'); print($str2.' の文字列の長さは'.$str_len2.'です<br>'); print($str2.' の文字数は'.$str_mblen2.'です<br><br>'); ?> </body> </html>
上記ファイルを Web サーバに設置しブラウザ経由で見ると下記のように表示されます。
-- --
PHP で用意されている組み込み関数の一つである strlen 関数および mb_strlen 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。