WindowsサービスとしてPostgreSQLを開始または停止する
PostgreSQL を Windows 環境へインストールした場合、自動的に Windows のサービスに登録されて起動された状態となっています。ここでは PostgreSQL が どのように Winodws サービスへ登録されているのかを確認し、 PostgreSQL を停止したり再び開始したりする方法について解説します。
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Windowsサービスの一覧で確認する
最初に PostgreSQL が Windows サービスに登録されているかどうかを確認します。 Windowsサービスの一覧を表示するにはデスクトップ左下にあるスタートメニューを右クリックし、表示されたメニューの中から「コンピュータの管理」をクリックして下さい。
「コンピュータの管理」画面が表示されます。左側メニューの中の「サービスとアプリケーション」の中にある「サービス」をクリックして下さい。
「サービス」に関する情報が表示されます。(見にくいので「表示」メニューの中の「カスタマイズ」を選択し、「コンソールツリー」を非表示にしてます)。
「名前」の欄が「postgresql-x64-11」と書かれた行を探してください。見つかりましたら「postgresql-x64-11」をダブルクリックしてください。
Windows サービスとして登録されている PostgreSQL に関するプロパティが表示されます。
このように表示されれば PostgreSQL は Windows サービスとして登録されています。
PostgreSQLサービスの停止と開始
「スタートアップの種類」が「自動」に設定されているので Windows が起動する時に自動的に PostgreSQL もサービスとして開始されるようになっています。もし手動で PostgreSQL の起動を行いたい場合は「スタートアップの種類」を「手動」に変更して下さい。
PostgreSQL を停止させたい場合は「サービスの状態」のところにある「停止」をクリックしてください。
停止した PostgreSQL を開始させたい場合は「サービスの状態」のところにある「開始」をクリックしてください。
また「実行ファイルのパス」を見てみるとどのように PostgreSQL が起動されているのかを確認することができます。
"C:\pg\PostgreSQL\11\bin\pg_ctl.exe" runservice -N "postgresql-x64-11" -D "C:\pg\PostgreSQL\11\data" -w
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PostgreSQL が Windows サービスにどのように登録されているのかを確認し、 Windows サービスとして PostgreSQL を開始または停止する手順について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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