bool関数の使い方(オブジェクトが真か偽か判定する)

Python で用意されている組み込み関数の中の bool 関数の使い方です。引数に指定したオブジェクトが真( True )か偽( False )かを判定します。

(Last modified: )

bool関数の書式と基本的な使い方

bool 関数は引数に指定したオブジェクトが真か偽かを返します。 bool 関数の書式は次の通りです。

bool([x])

引数には文字列やバイト列、リスト、タプル、辞書などのオブジェクトを指定できます。結果としてブール値の True または False を返します。

bool("Hello")
>> True

bool(0)
>> False

bool({"s":150, "m":160, "l":170, "xl":180})
>> True
サンプルコード

次のサンプルを見てください。

print(bool("Hello"))
>> True

print(bool(""))
>> False

print(bool(1))
>> True

print(bool(0))
>> False

print(bool(["A", "B"]))
>> True

print(bool([]))
>> False

引数に指定したオブジェクトが真( True )か偽( False )かを取得することができました。

-- --

Python の組み込み関数の一つである bool 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

プロフィール画像

著者 / TATSUO IKURA

これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。