ブール値(True、False)の使い方

整数型の派生型であるブール値の使い方です。ブール値には True と False の 2 つのオブジェクトだけが存在します。

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TrueとFalseについて

ブール値は整数型の派遣型で True と False という 2 つのオブジェクトだけが存在しています。

if 文の条件式などで真か偽か評価されるときにブール値の True オブジェクトは真と評価され False オブジェクトは偽と評価されます。そこで変数に対して True または False を代入して if 文などの条件式で評価を行う時に使用されたりします。

flag = True
if (flag):
    print("Succeeded")
else:
    print("Failed")

>> Succeeded

またブール値は整数型の派遣型であり True は 1 、 False は 0 としても使用することができます。その為、四則演算などを行うことができます。

print(True + 8)
>> 9

print(False + 2)
>> 2

True は 1 、 False は 0 と等価ですが、文字列に変換した場合にはそれぞれ "True" と "False" となります。

print(str(True) + " is 1")
>> True is 1

print(str(False) + "is 0")
>> Falseis 0

ブール値は特に条件式などで利用されることが多いデータ型です。オブジェクトを評価したときに真と偽になる値は色々ありますが、ブール値の True と False は分かりやすい値なので覚えておかれてください。

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Python におけるブール値の使い方を解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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