文字列の指定したインデックスの文字(要素)を取得する

文字列は複数の文字が順序通りに並んだものです。この 1 つ 1 つの文字が要素となります。ここでは要素の位置を示すインデックスを指定して、文字列の中の要素を取り出す方法について解説します。

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指定したインデックスの要素を取得する

文字列は複数の文字から構成されており、 1 つ 1 つの文字を要素と呼びます。要素には先頭から 0, 1, 2, ... と順番に番号が割り当てられており、この番号のことをインデックスと呼びます。インデックスを指定すれば、文字列の中の要素を指定することができます。

文字列の中で指定したインデックスの要素を取得するには次の書式を使用します。

文字列[インデックス]

引数に指定したインデックスを持つ要素を取り出します。インデックスは0から始まることに注意して下さい。またインデックスはマイナスの値で指定することもできます。その場合、一番最後の要素のインデックスが -1 となり前に方に向かって -1, -2, -3, ... となります。

 H  E  L  L  O
---------------
 0  1  2  3  4 
-5 -4 -3 -2 -1

HELLO という文字列の場合、インデックス 0 とインデックス -5 の要素は同じになります。

具体的には次のように記述します。

str1 = "Hello"
print(str1[1])   # e
print(str1[-1])  # o

str2 = "東京都"
print(str2[2])   # 都 
サンプルコード

次のサンプルを見てください。

str1 = "Hello"
print(str1[0])
>> H
print(str1[1])
>> e
print(str1[2])
>> l
print(str1[3])
>> l
print(str1[4])
>> 0

str2 = "東京都"
print(str2[-3])
>> 東
print(str2[-2])
>> 京
print(str2[-1])
>> 都

指定したインデックスの位置の文字を取得することができました。

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要素の位置を示すインデックスを指定して、文字列の中の要素を取り出す方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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