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配列の大きさを取得する(length)
Array クラスの length メソッドを使用することで作成した配列の要素の数を取得することができます。ここでは Ruby で配列の大きさを取得する方法について解説します。
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目次
配列の大きさを取得する
配列の大きさを取得するには Array
クラスで用意されている length
メソッドを使います。
Arrayオブジェクト.length
配列に格納されている要素の数を取得します。
例えば次のように記述します。
ary = ["東京", "大阪", "名古屋", "福岡", "札幌"] puts(ary.length)
この場合、配列に格納されている要素は 5 つですので画面には「5」が表示されます。
なお、配列の中に他の配列などが含まれていたとしても、配列も要素の 1 つとしてしか数えません。例えば次の例で考えてみます。
ary = ["東京", ["大阪", "名古屋"], "福岡", "札幌"] puts(ary.length)
配列の中の1つの要素として「["大阪", "名古屋"]」と言う別の配列が格納されていますが、あくまで要素としては 1 つになりますので結果として表示される値は「4」となります。
なお length
メソッドと同じ機能を持ったメソッドとして size
メソッドも用意されています。
Arrayオブジェクト.size
使い方や得られる結果は length
メソッドと同じです。
実際に試してみます。
# encoding: UTF-8 ary1 = ["東京", "大阪", "名古屋", "福岡", "札幌"] puts(ary1.length) ary2 = ["東京", ["大阪", "名古屋"], "福岡", "札幌"] puts(ary2.length)
実行結果は次のようになります。
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Ruby で配列の大きさを取得する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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