日付オブジェクトから年月日などの値をそれぞれ取得する
作成した Date クラスのオブジェクトから年や月などの個別の値をそれぞれ取得することができます。ここでは Ruby で日付オブジェクトから年月日などの値をそれぞれ取得する方法について解説します。
(Last modified: )
年月日などの値をそれぞれ取得する
Date
クラスのオブジェクトから年や月などの値をそれぞれ取得するために、 Date
クラスでインスタンスメソッドが用意されています。
メソッド | 取得できる日付要素 |
---|---|
mday | 日を整数で取得(1-31) |
day | mdayの別名 |
mon | 月を整数で取得(1-12) |
month | monの別名 |
year | 年を整数で取得 |
wday | 曜日を0(日曜日)から6(土曜日)の整数で取得 |
yday | 1月1日からの通算日を整数で取得(1-366) |
cweek | 暦週を整数で取得(1-53) |
それぞれのインスタンスメソッドは引数はありません。例えば年の数値を取得する場合は次のように year
メソッドを使用します。
require "date" d = Date.today put("年:" + d.year.to_s)
サンプルコード
では簡単なサンプルで試してみます。
# encoding: UTF-8 require "date" youbi = %w[日 月 火 水 木 金 土] d = Date.today puts(d.year.to_s + "/" + d.month.to_s + "/" + d.day.to_s) puts(youbi[d.wday] + "曜日") puts("本日は今年の " + d.cweek.to_s + " 週目") puts("1月1日から数えて " + d.yday.to_s + " 日目")
実行結果は次のようになります。
-- --
Ruby で日付オブジェクトから年月日などの値をそれぞれ取得する方法について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。