if文を使った条件分岐

プログラムは記述した順に実行されていきますが、条件によって処理を分けたい場合に使用するのが if 文です。ここでは Ruby で if 文を使った条件分岐を記述する方法について解説します。

(Last modified: 2023年02月24日)

if文を使った条件分岐

条件によって処理を分けたい場合に使用するのが if 文です。 if 文の書式は次のようになっています。

if 条件式 then
  条件式が真の時に実行する処理1
  条件式が真の時に実行する処理2
  ...
end

条件式にはその後に記述された処理を行う条件を記述します。条件には例えば「変数が参照する数値が正の数だったら」とか「変数が参照する文字列がxxxと等しかったら」などの条件を記述します。(条件式の記述方法は関係演算子のページを参照して下さい)。

条件式が「真」だった場合は then から end までの間に書かれた処理を上から順に実行します。条件式が「偽」だった場合は end の次へ処理が移ります。このように if 文を使用することで、条件式が「真」だった場合だけ特定の処理を実行するといったことが可能になります。

次の例では if 文の条件式として変数に代入された数値の値を 0 と比較しています。

amari = 10 % 3

if amari != 0 then
  puts("3で割り切れませんでした")
end

条件式は変数の値が 0 ではない場合に「真」となるため、今回は then から end までの処理が実行されます。

なお if 文では条件式のあとに改行がある場合は then を省略できます。

if 条件式
  条件式が真の時に実行する処理1
  条件式が真の時に実行する処理2
end

では簡単なプログラムで確認してみます。

# encoding: UTF-8

amari = 10 % 3

if amari != 0 then
  puts("割り切れませんでした")
  puts("余りは " + amari.to_s + " です")
end

下記のように実行して下さい。

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Ruby で if 文を使った条件分岐を記述する方法について解説しました。

著者 / TATSUO IKURA

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