Rubyのダウンロードとインストール

Ruby のダウンロード及びインストール方法を解説します。今回は Windows11 環境へインストールを行います。 2024 年 6 月現在の最新バージョンは Ruby 3.3.2 です。

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Rubyをダウンロードする

Ruby のダウンロードを行います。下記のURLへアクセスして下さい。

https://www.ruby-lang.org/ja/

Rubyをダウンロードする(1)

画面上部のメニューにある「ダウンロード」をクリックして下さい。

Rubyをダウンロードする(2)

ダウンロードのためのページが表示されます。

Rubyをダウンロードする(3)

Windows 環境に Ruby をインストールする場合には RubyInstaller を使うと便利です。「Windows版Rubyバイナリ」のブロックまでスクロールしてから「RubyInstaller」をクリックしてください。

Rubyをダウンロードする(4)

RubyInstaller のサイトが表示されます。画面上部に表示されている「Download」をクリックして下さい。

Rubyをダウンロードする(5)

Rubyをダウンロードする(6)

RubyInstaller をダウンロードするためのページが表示されます。

Rubyをダウンロードする(7)

DEVKIT ありのものとなしのものがあります。 DEVKIT は C 言語で記述された拡張ライブラリをインストールするときに必要となるものです。 Rails を利用する予定があるなら DEVKIT 付きのものをインストールしておいてください。今回は Windows 11(64bit) 環境での利用のため、一覧の中から Ruby+Devkit 3.3.2-1 (x64) をクリックしました。

Rubyをダウンロードする(8)

Ruby のダウンロードが開始されます。任意の場所へ保存してください。ダウンロードはこれで完了です。

Rubyをインストールする

続いてインストールを行います。ダウンロードしたファイル rubyinstaller-devkit-3.3.2-1-x64.exe をダブルクリックして起動してください。インストールが開始されます。

最初に次のような画面が表示されます。現在 Windows にログインしているユーザーだけが利用できるようにインストールするか、または全ユーザーが利用できるようにインストールすルかを選択します。今回は「Install for me only」をクリックしました。

Rubyをインストールする(1)

ライセンスが表示されます。よく読んで頂き、同意できる場合には「I accept the License」をチェックして下さい。その後で「Next」をクリックして下さい。

Rubyをインストールする(2)

Ruby のインストール場所の指定とオプションの設定画面が表示されます。

Rubyをインストールする(3)

「Add Ruby exexutables to your PATH」にチェックをすると、 PATH が自動で設定されます。「Associate .rb and .rbw files with this Ruby installation」にチェックすると拡張子が「.rb」と「.rbw」のファイルを Ruby と関連付けします。デフォルトでチェックが入っていましたが、どちらもチェックをしたままにしました。

インストール場所を変更する場合は「Browse...」をクリックして変更してください。今回は変更しましたが、デフォルトのままでも問題はありません。

Rubyをインストールする(4)

設定が終わりましたら「Install」をクリックしてください。

Rubyをインストールする(5)

インストールするコンポ―ネットの選択画面が表示されます。不要なものがあればチェックをはずしてください。設定が終わりましたら「Next」をクリックしてください。

Rubyをインストールする(6)

インストールが開始されます。次の画面が表示されれば Ruby のインストールは完了です。「Finish」をクリックしてください。

Rubyをインストールする(7)

Ruby のインストールはこれで完了です。

MSYS2をインストールする

自動的にコマンドプロンプトが起動し MSYS2 のインストールが開始されます。

MSYS2をインストールする(1)

1 から 3 まで順番に行っていきます。最初に「1」を入力し Enter キーを押してください。

MSYS2をインストールする(2)

次のような画面となりますので今度は「2」を入力し Enter キーを押してください。

MSYS2をインストールする(2)

次のような画面となりますので今度は「3」を入力し Enter キーを押してください。

MSYS2をインストールする(3)

最後に Enter キーを押してください。コマンドプロンプトの画面が閉じます。

MSYS2をインストールする(4)

MSYS2 のインストールはこれで完了です。

PATHが正常に設定されているか確認する

Ruby を使って作成したプログラムを実行するには「(Rubyをインストールしたディレクトリ)\bin」ディレクトリへ PATH を設定しておくと便利です。今回インストールを行うときに「Add Ruby exexutables to your PATH」にチェックを行っていますので自動で PATH が設定されています。

PATHが正常に設定されているか確認する(1)

PATH にどのような値が設定されているか「環境変数」の画面で確認してみます。 PATH を確認するために「環境変数」の画面を表示する方法については「PATHの設定及び環境変数JAVA_HOMEの設定」を参照されてください。

PATHが正常に設定されているか確認する(2)

PATH には次の値が設定されていたました。手動で PATH を設定する場合も、 Ruby をインストールしたディレクトリの中の bin ディレクトへ PATH を設定されてください。(今回は現在 Windows にログインしているユーザーだけが利用できるようにインストールしたので、ユーザー環境設定の方の PATH に設定されています)。

C:\pg\Ruby33-x64\bin

PATHが正常に設定されているか確認する(3)

コマンドプロンプトを起動し、 ruby -v と入力して実行してください。次のように Ruby のバージョンが表示されれば PATH は問題なく設定されています。

PATHが正常に設定されているか確認する(4)

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Ruby のダウンロード及びインストール方法を解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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