接続中のデータベースの確認

SQLite で現在接続しているデータベースおよびデータベースが保存されているファイル名に関する情報を取得するには .databases コマンドを使用します。ここでは SQLite で接続中のデータベースを確認する方法について解説します。

(Last modified: 2024-06-13)

接続中のデータベースに関する情報

データベースに接続している時に、現在接続しているデータベース名とそのデータベースが保存されているファイル名を取得するには SQLite コマンドの .databases を使います。

では実際に試してみます。myfriend.sqlite3 データベースに接続します。

.databases コマンドを実行します。

次のように画面に表示されました。

main というのはデータベース名です。現在接続しているプライマリデータベースに対して main という名前が自動的に設定されます。

C:\pg\SQLite3\myfriend.sqlite3 が接続しているデータベースが格納されているパスとファイル名です。プライマリデータベースとしてこのデータベースに現在接続しています。

最後の r/w は、現在データベースに読み取りと書き込みが可能な状態でデータベースに接続されていることを表しています。ここで r/o と表示されている場合は読み取り専用で接続していることを表します。

ではデータベースに接続している状態で、 ATTACH コマンドを使って別のデータベースに追加で接続してみます。( attache コマンドについては別のページで詳しく解説します)。

そのあとで改めて .databases コマンドを実行します。

次のように画面に表示されました。

現在プライマリデータベース以外に addressdb という名前のデータベースに接続していることが確認できます。

このように .databases コマンドを使用することで、現在接続中のデータベースに関する情報を確認することができます。

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SQLite で接続中のデータベースを確認する方法について解説しました。