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完成版
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では最後に計算結果を表示させてみましょう。
注意する点としては、割り算をする時に、割る方の数が0ですとエラーが発生しますので、それをチェックしています。また色々なチェックをして何か合った場合にエラー表示をしてプログラムを終了させる部分はメソッドにまとめてみました。
下記が完成版です。
class dentaku4{ public static void main(String args[]){ int val1 = 0; /* 最初の数字 */ int val2 = 0; /* 次の数字 */ String ope; /* 演算子 */ int kekka; /* 結果を格納 */ if (args.length != 3){ errDisp("引数は3個入力して下さい"); } try{ val1 = Integer.parseInt(args[0]); val2 = Integer.parseInt(args[2]); }catch(NumberFormatException e){ errDisp("数値でない値が入力されています"); } ope = args[1]; String opeStr[] = {"kake", "waru", "tasu", "hiku"}; boolean errFlag = true; for (int i = 0 ; i < 4 ; i++){ if (ope.equals(opeStr[i])){ errFlag = false; } } if (errFlag == true){ errDisp("演算子は kake waru tasu hiku の4つです"); } if (ope.equals("kake")){ kekka = val1 * val2; }else if (ope.equals("tasu")){ kekka = val1 + val2; }else if (ope.equals("hiku")){ kekka = val1 - val2; }else{ if (val2 == 0){ errDisp("0 で割ろうとしました"); } kekka = val1 / val2; } System.out.println("入力された式は " + val1 + " " + ope + " " + val2 + " です"); System.out.println("計算結果は " + kekka + " です"); } private static void errDisp(String errStr){ System.out.println("Usage : java dentaku 数値 演算子 数値"); System.out.println(errStr); System.exit(0); /* プログラムを終了する */ } }
実行結果は下記のようになります。
あまり使い道がなさそうなプログラムではありますけど、全てのプログラムはこういった簡単なプログラムをより複雑にしていったものになります。何か1つでも簡単なサンプルが作れるようになっているかどうかは大きな違いだと思いますので、これまでの復習もかねて何か是非作ってみて下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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