エディタに含まれるJFormattedTextFieldクラスのオブジェクトを取得する
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JSpinner.NumberEditorクラスやJSpinner.DateEditorクラスではデータの表示部分にJFormattedTextFieldクラスのオブジェクトを使用しています。ここではエディタで使用されているJFormattedTextFieldクラスのオブジェクトを取得する方法を確認します。
JSpinner.NumberEditorクラスやJSpinner.DateEditorクラスの親クラスであるJSpinner.DefaultEditorクラスで用意されている「getTextField」メソッドを使います。
getTextField public JFormattedTextField getTextField()
このエディタの子である JFormattedTextField を返します。デフォルトでは、 テキストフィールドはエディタの最初で唯一の子になります。 戻り値: ユーザーに SpinnerDateModel の値へのアクセスを 許可する JFormattedTextField
戻り値としてエディタで使用されているJFormattedTextFieldクラスのオブジェクトを取得できます。
実際の使い方は次のようになります。
SpinnerDateModel model = new SpinnerDateModel(); JSpinner spinner = new JSpinner(model); JSpinner.DateEditor editor = new JSpinner.DateEditor(spinner, "yyyy.MM.dd"); spinner.setEditor(editor); JFormattedTextField ftext = editor.getTextField();
エディタに含まれるテキストボックスを取得することで色の設定などが行えるようになります。実際の使い方についてはは次の頁以降で確認します。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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