整形済みテキストブロック

WordPress のブロックエディタで利用可能な「整形済みテキスト」ブロックの使い方について解説します。「整形済みテキスト」ブロックはフォーマットブロックの中に含まれており、改行は改行として扱われ複数の連続する空白も一つにまとめられることなくそのまま表示されます。

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整形済みテキストブロックを追加する

ブロックエディタで「整形済みテキスト」ブロックを追加するには、ブロックタイプを選択する画面で「フォーマット」の中にある「整形済みテキスト」をクリックしてください。

整形済みテキストブロックを追加する(1)

「整形済みテキスト」ブロックが追加されます。

整形済みテキストブロックを追加する(2)

ブロックの検索ボックスで「/整形済みテキスト」と検索して表示することもできます。

整形済みテキストブロックを追加する(3)

「整形済みテキスト」ブロックに記述するテキストを入力します。「段落」ブロックなどでは [Enter] キーを押すと新しいブロックが作成されますが、「整形済みテキスト」ブロックでは [Enter] キーを押してもそのまま改行として扱われます。

整形済みテキストブロックを追加する(4)

整形済みテキストブロックを追加する(5)

「段落」ブロックなどでは複数の連続する空白は一つにまとめられて表示されますが、「整形済みテキスト」ブロックでは連続する複数の空白はそのまま表示されます。

整形済みテキストブロックを追加する(6)

なお「整形済みテキスト」ブロックを追加したあと、コードエディタに切り替えて確認してみると次のようなコードが入力されています。

<!-- wp:preformatted -->
<pre class="wp-block-preformatted">[A] の予約語
    abstract
[B] の予約語
    boolean
    break</pre>
<!-- /wp:preformatted -->

整形済みテキストブロックのツールバーオプション

「整形済みテキスト」ブロックを選択するとツールバーが上部に表示されます。

整形済みテキストブロックのツールバーオプション(1)

ツールバー上のボタンについてそれぞれ使い方は次の通りです。

ブロックタイプまたはスタイルを変更

「ブロックタイプまたはスタイルを変更」アイコンをクリックすると「整形済みテキスト」ブロックを別のブロックタイプのブロックに変更することができます。

ブロックタイプまたはスタイルを変更(1)

「整形済みテキスト」ブロックから変更できるブロックタイプは「段落」「グループ」の 2 種類です。

ブロックタイプまたはスタイルを変更(2)

太字

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストを選択した上で「太字」アイコンをクリックすると選択した部分に「太字」が設定されます。

太字(1)

太字(2)

イタリック

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストを選択した上で「イタリック」アイコンをクリックすると選択した部分に「イタリック」が設定されます。

イタリック(1)

イタリック(2)

取り消し線

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストを選択した上で「▽」アイコンをクリックしてください。

取り消し線(1)

表示されたメニューの中から「取り消し線」をクリックすると選択した部分に「取り消し線」が設定されます。

取り消し線(2)

取り消し線(3)

文字色

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストを選択した上で「▽」アイコンをクリックしてください。

文字色(1)

表示されたメニューの中から「文字色」をクリックしてください。

文字色(2)

選択したテキストに設定する文字の色を選択する画面が表示されます。設定したい色をクリックしてください。

文字色(3)

色をクリックすると選択したテキストに色が設定されます。

文字色(6)

表示された 5 色の中に設定したい色がなかった場合は「カスタムカラー」をクリックしてください。より詳細な色の設定画面が表示されます。

文字色(4)

文字色(5)

リンクの設定

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストの中でリンクを設定したい部分を選択した上で「リンク」アイコンをクリックしてください。

リンクの設定(1)

リンク先の URL を入力するテキストボックスが表示されます。

リンクの設定(2)

リンク先の URL を入力してください。その後で [Enter] キーを押してください。

リンクの設定(3)

リンクの設定(4)

選択していたテキストにリンクが設定されます。

リンクの設定(5)

なおリンク先の URL を入力するときに「新しいタブで開く」をクリックすると、リンクをクリックしたときに新しいタブでリンク先が開くようになります。

リンクの設定(6)

インラインコード

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストを選択した上で「▽」アイコンをクリックしてください。

インラインコード(1)

表示されたメニューの中から「インラインコード」をクリックしてください。選択した部分に <code> タグが設定されます。

インラインコード(2)

インラインコード(3)

インライン画像

「整形済みテキスト」ブロック内のテキストの中でインライン画像を挿入したい位置にカーソルを置いたあとで「▽」アイコンをクリックしてください。

インライン画像(1)

表示されたメニューの中から「インライン画像」をクリックしてください。

インライン画像(2)

挿入する画像を選択する画面が表示されます。画面中央の「ファイルを選択」をクリックして挿入する画像ファイルを選択してください。

インライン画像(3)

画像のアップロードが完了したら画面右下の「選択」をクリックしてください。

インライン画像(4)

カーソルがあった位置に画像がインライン画像として挿入されました。

インライン画像(5)

整形済みテキストブロックのサイドバーオプション

整形済みテキストブロックを選択するとサイドバーにオプションが表示されます。

整形済みテキストブロックのサイドバーオプション(1)

サイドバーに表示されているオプションの使い方は次の通りです。

高度な設定

高度な設定では「整形済みテキスト」ブロックに対して適用する CSS クラス名を指定することができます。

高度な設定(1)

例えば mypre と入力してみます。

高度な設定(2)

コードエディタに切り替えて確認してみると class 属性が設定されていることが確認できます。

<!-- wp:preformatted {"className":"mypre"} -->
<pre class="wp-block-preformatted mypre">[A] の予約語
    abstract
[B] の予約語
    boolean
    break</pre>
<!-- /wp:preformatted -->

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WordPress のブロックエディタで利用可能な「整形済みテキスト」ブロックの使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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