WEEKDAY関数：日付の値から曜日を取得する
WEEKDAY 関数は Excel で用意されている関数の一つで、日付の値から曜日を表す数値取得します。ここでは Excel における WEEKDAY 関数の使い方について解説します。
※ Excel の対応バージョン ： 365 web 2021 2019 2016 2013 2010 2007
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WEEKDAY関数の定義
WEEKDAY 関数は日付を表すシリアル値から曜日を表す数値を取得します。
1 番目の引数には曜日を取得する対象のシリアル値またはシリアル値が含まれるセルを指定します。
2 番目の引数には曜日をどのような数値で表すのかを決める種類を指定します。種類は 1 から 3 または 11 から 17 の数値で、指定した種類毎に曜日が次の数値で返されます。省略した場合は 1 が指定されたものとして扱われます。
1 : 日曜日 1、月曜日 2、...、土曜日 7
2 : 月曜日 1、火曜日 2、...、日曜日 7
3 : 月曜日 0、火曜日 1、...、日曜日 6
11: 月曜日 1、火曜日 2、...、日曜日 7
12: 火曜日 1、水曜日 2、...、月曜日 7
13: 水曜日 1、木曜日 2、...、火曜日 7
14: 木曜日 1、金曜日 2、...、水曜日 7
15: 金曜日 1、土曜日 2、...、木曜日 7
16: 土曜日 1、日曜日 2、...、金曜日 7
17: 日曜日 1、月曜日 2、...、土曜日 7
例えばシリアル値が 2021/9/1 を表す 44440 で、種類が 1 だった場合、 2021/9/1 は水曜日のため 4 を返します。
=WEEKDAY(44440,1) --> 4
同じシリアル値でも種類が 2 だった場合、 2021/9/1 は水曜日のため 3 を返します。
=WEEKDAY(44440,2) --> 4
※ 日付や時刻に関するシリアル値については「Excelにおける日付と時刻のシリアル値とは」を参照されてください。
WEEKDAY関数の使い方
それでは実際に WEEKDAY 関数を使ってみます。 Excel のシートに次のように日付の値を入力しました。
取得した曜日を表す数値を表示する C2 セルを選択し、次のように入力しました。 WEEKDAY 関数の 1 番目の引数に日付のシリアル値が含まれる B2 、 2 番目の引数には種類として 1 を指定しました。
=WEEKDAY(B2,1)
Enter キーを押すと、 C2 セルには次のように表示されます。
B2 セルに入力されている日付の曜日は水曜日ですが、種類として 1 を指定しているので曜日を表す値として 4 を習得し C2 セルに表示しました。
B3 セルの値からも同じように曜日を表す数値を取得してみました。種類は同じ 1 を指定しています。
なお数値で表示されている曜日の値を月や火など曜日の文字の形式で表示するには、表示形式を「ユーザー定義」で aaa を指定してください。
曜日を表す数値が曜日を表す文字の形式で表示されました。
WEEKDAY関数の便利な利用方法
WEEKDAY 関数の便利な利用方法を下記の記事で紹介しています。
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Excel における WEEKDAY 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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