MDETERM関数:行列の行列式を取得する
MDETERM 関数は Excel で用意されている関数の一つで、行列から行列式を取得します。ここでは Excel における MDETERM 関数の使い方について解説します。
※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013 2010 2007
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MDETERM関数の使い方
MDETERM
関数は行列の行列式を取得します。
MDETERM(配列)
引数には行列を表すセル範囲か配列定数を指定します。
上記のような行列があった場合、行列式は次のように定義されます。
行列式を取得するには、対象の行列の行数と列数が同じでなければなりません。
MDETERM
関数の引数に配列定数を使って行列を指定した場合、次のような結果となります。
=MDETERM({3,4;5,2}) --> -14 =MDETERM({7,3,1;4,5,2;6,2,3}) --> 55
※ 配列定数については「配列定数の利用方法」を参照されてください。
MDETERM関数のサンプル
それでは実際に MDETERM
関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。
結果を表示する C6 セルに次のように MDETERM
関数を入力します。引数にセル範囲 B2:D4
を指定しました。
=MDETERM(B2:D4)
Enter
キーを押すと、 C6 セルには次のように表示されます。
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Excel における MDETERM 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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