MDETERM関数:行列の行列式を取得する

MDETERM 関数は Excel で用意されている関数の一つで、行列から行列式を取得します。ここでは Excel における MDETERM 関数の使い方について解説します。

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MDETERM関数の使い方

MDETERM 関数は行列の行列式を取得します。

MDETERM(配列)

引数には行列を表すセル範囲か配列定数を指定します。

MDETERM関数の解説(1)

上記のような行列があった場合、行列式は次のように定義されます。

MDETERM関数の解説(2)

行列式を取得するには、対象の行列の行数と列数が同じでなければなりません。

MDETERM 関数の引数に配列定数を使って行列を指定した場合、次のような結果となります。

=MDETERM({3,4;5,2})
--> -14

=MDETERM({7,3,1;4,5,2;6,2,3})
--> 55

※ 配列定数については「配列定数の利用方法」を参照されてください。

MDETERM関数のサンプル

それでは実際に MDETERM 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

MDETERM関数のサンプル(1)

結果を表示する C6 セルに次のように MDETERM 関数を入力します。引数にセル範囲 B2:D4 を指定しました。

=MDETERM(B2:D4)

MDETERM関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 C6 セルには次のように表示されます。

MDETERM関数のサンプル(3)

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Excel における MDETERM 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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