Hour関数:時刻の値から時間の値を取得する

Hour 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した時刻の値から時間に関する値を取得します。ここでは Excel VBA における Hour 関数の使い方について解説します。

※ 分に関する値を取得するには「Minute関数:時刻の値から分の値を取得する」、秒に関する値を取得するには「Second関数:時刻の値から秒の値を取得する」を参照されてください。

(Last modified: 2023年02月19日)

Hour関数の定義と使い方

Hour 関数は引数に指定した時刻の値の中から時間に関する値を取得します。

1 番目の引数に対象となる時刻の値を指定します。戻り値として時間を表す 0 以上 23 以下の整数の値を取得します。

次の例を見てください。

Debug.Print Hour("9:24:07")     '9
Debug.Print Hour(#4:53:21 PM#)  '16

引数に指定した時刻の値の中から時間に関する値を取得してイミディエイトウィンドウに表示します。

それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。

Option Explicit

Sub Hour関数()
    Debug.Print Hour("9:24:07")
    Debug.Print Hour("23:09:35")
    Debug.Print Hour(#4:53:21 PM#)
    Debug.Print Hour(#8:42:39 AM#)
End Sub

このプログラムを実行すると Hour 関数を使って引数に指定した時刻に関する値から 時間に関する値を取得しイミディエイトウィンドウに出力します。

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Excel VBA における Hour 関数の使い方について解説しました。

著者 / TATSUO IKURA

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