Minute関数:時刻の値から分の値を取得する

Minute 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した時刻の値から分に関する値を取得します。ここでは Excel VBA における Minute 関数の使い方について解説します。

※ 時間に関する値を取得するには「Hour関数:時刻の値から時間の値を取得する」、秒に関する値を取得するには「Second関数:時刻の値から秒の値を取得する」を参照されてください。

(Last modified: )

Minute関数の定義と使い方

Minute 関数は引数に指定した時刻の値の中から分に関する値を取得します。

Minute(time)

1 番目の引数に対象となる時刻の値を指定します。戻り値として分を表す 0 以上 59 以下の整数の値を取得します。

次の例を見てください。

Debug.Print Minute("9:24:07")     '24
Debug.Print Minute(#4:53:21 PM#)  '53

引数に指定した時刻の値の中から分に関する値を取得してイミディエイトウィンドウに表示します。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。

Option Explicit

Sub Minute関数()
    Debug.Print Minute("9:24:07")
    Debug.Print Minute("23:09:35")
    Debug.Print Minute(#4:53:21 PM#)
    Debug.Print Minute(#8:42:39 AM#)
End Sub

Minute関数の定義と使い方(1)

このプログラムを実行すると Minute 関数を使って引数に指定した時刻に関する値から 分に関する値を取得しイミディエイトウィンドウに出力します。

Minute関数の定義と使い方(2)

-- --

Excel VBA における Minute 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

プロフィール画像

著者 / TATSUO IKURA

これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。