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文字列の指定した位置にある文字のUTF-16文字コードを取得する(charCodeAt)
String オブジェクトのインスタンスメソッドである charCodeAt は、文字列の指定した位置にある文字の UTF-16 文字コードを取得します。ここでは String オブジェクトの charCodeAt メソッドの使い方について解説します。
※ Unicode コードポイントを取得する場合は codePointAt メソッドを使ってください。(詳細は「文字列の指定した位置にある文字のUnicodeコードポイントを取得する(codePointAt)」を参照されてください)。
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指定位置のUTF-16文字コードを取得する(charCodeAt)
String オブジェクトの charCodeAt メソッドは、対象の文字列の指定したインデックスが示す位置にある文字の UTF-16 文字コードを取得します。書式は次のとおりです。
文字列.charCodeAt(インデックス)
インデックスで指定した位置にある文字の UTF-16 文字コードを戻り値として返します。インデックスは文字列の最初の文字が 0 、次の文字が 1 となります。範囲外のインデックスを指定した場合は NaN が返されます。
UTF-16 の文字コードは 0x0000 から 0xFFFF (0 から 65535) の間の数値を返します。サロゲートペアで表される文字については 1 つ目の文字コードが 0xD800 から 0xDBFF (55296 から 56319) 、 2 つ目の文字コードが 0xDC00 から 0xDFFF (56320 から 57343) の間の数値を返します。(サロゲートペアについては「JavaScriptにおけるサロゲートペアとは」を参照されてください)。
次のサンプルをみてください。
let word = '花言葉'; console.log(word.charCodeAt(0)); >> 33457 console.log(word.charCodeAt(2)); >> 33865 console.log(word.charCodeAt(4)); >> NaN
インデックスに 0 、 2 、 4 をそれぞれ指定して文字を取得しています。インデックスの 4 は文字列の範囲外なので NaN を取得しています。
サロゲートペアで表される文字については次のようになります。
let word = '●'; console.log(word.charCodeAt(0)); >> 55401 console.log(word.charCodeAt(1)); >> 57034
※ ● のところには次の文字が入ります。
サロゲートペアで表される文字は 1 文字に対して 2 つの文字コードを使って表されます。
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String オブジェクトの charCodeAt メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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