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文字列の指定した位置にある文字のUnicodeコードポイントを取得する(codePointAt)
String オブジェクトのインスタンスメソッドである codePointAt は、文字列の指定した位置にある文字の Unicode コードポイントを取得します。ここでは String オブジェクトの codePointAt メソッドの使い方について解説します。
※ UTF-16 文字コードを取得する場合は charCodeAt メソッドを使ってください。(詳細は「文字列の指定した位置にある文字のUTF-16文字コードを取得する(charCodeAt)」を参照されてください)。
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指定位置のUnicodeコードポイントを取得する(codePointAt)
String オブジェクトの codePointAt メソッドは、対象の文字列の指定したインデックスが示す位置にある文字の Unicode コードポイントを取得します。書式は次のとおりです。
文字列.codePointAt(インデックス)
インデックスで指定した位置にある文字の Unicode コードポイントを戻り値として返します。インデックスは文字列の最初の文字が 0 、次の文字が 1 となります。範囲外のインデックスを指定した場合は undefined が返されます。
Unicode コードポイントは 0x0000 から 0x10FFFF (0 から 1114111) の間の数値を返します。サロゲートペアで表される文字についてはも Unicode コードポイントでは単一のコードポイントで表されます。サロゲートペアでない文字については UTF-16 文字コードと Unicode コードポイントは同じ値となります。
次のサンプルをみてください。
let word = '花言葉'; console.log(word.codePointAt(0)); >> 33457 console.log(word.codePointAt(2)); >> 33865 console.log(word.codePointAt(4)); >> undefined
インデックスに 0 、 2 、 4 をそれぞれ指定して文字を取得しています。インデックスの 4 は文字列の範囲外なので undefined を取得しています。
サロゲートペアで表される文字については次のようになります。
let word = '●'; console.log(word.codePointAt(0)); >> 173770 console.log(word.codePointAt(1)); >> 57034
※ ● のところには次の文字が入ります。
サロゲートペアで表される文字に対して、 1 つ目の Unicode コードポイントだけで文字を表すことができます。(内部的には UTF-16 で保存されているので、下位サロゲートの部分に対して codePointAt メソッドを呼び出すと UTF-16 文字コードと同じ値を取得するようです)。
※ サロゲートペアについては「JavaScriptにおけるサロゲートペアとは」を参照されてください。
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String オブジェクトの charCodeAt メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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