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指定したUTF-16文字コードから文字列を作成する(String.fromCharCode)
String オブジェクトの静的メソッドである String.fromCharCode は、指定した複数の UTF-16 文字コードから文字列を作成します。ここでは String オブジェクトの String.fromCharCode メソッドの使い方について解説します。
※ Unicode コードポイントを使って文字列を作成する場合は String.fromCodePoint メソッドを使ってください。(詳細は「指定したUnicodeコードポイントから文字列を作成する(String.fromCodePoint)」を参照されてください)。
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UTF-16文字コードから文字列を作成する(fromCharCode)
String オブジェクトの fromCharCode メソッドは、引数に指定した UTF-16 文字コードから文字列を作成して返します。書式は次のとおりです。
String.fromCharCode(文字コード[, ...[, 文字コード]])
引数に指定した UTF-16 文字コードに対応した文字からなる文字列を作成して返します。 UTF-16 の文字コードは 0x0000 から 0xFFFF (0 から 65535) の間の数値です。文字コードが 0xFFFF を超えた場合は切り捨てられます。
次のサンプルをみてください。
console.log(String.fromCharCode(33457, 35328, 33865));
>> 花言葉
引数に '花' 、 '言' 、 '葉' に対応した UTF-16 文字コードを 3 つ指定しています。結果として 3 文字の文字列を取得することができました。
サロゲートペアで表される文字については上位サロゲートと下位サロゲートの文字コードを連続で指定することで、 1 文字分の文字を取得することができます。
console.log(String.fromCharCode(55357, 56888));
>> ●
※ ● のところには次の絵文字が入ります。
サロゲートペアで表される文字の上位サロゲートと下位サロゲートのそれぞれの UTF-16 文字コードを連続して指定し、対応する 1 文字からなる文字列を取得することができました。
※ サロゲートペアについては「JavaScriptにおけるサロゲートペアとは」を参照されてください。
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String オブジェクトの fromCharCode メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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