- Home ›
- JavaScript入門 ›
- 文字列
指定したUnicodeコードポイントから文字列を作成する(String.fromCodePoint)
String オブジェクトの静的メソッドである String.fromCodePoint は、指定した複数の Unicode コードポイントから文字列を作成します。ここでは String オブジェクトの String.fromCodePoint メソッドの使い方について解説します。
※ UTF-16 文字コードを使って文字列を作成する場合は String.fromCharCode メソッドを使ってください。(詳細は「指定したUTF-16文字コードから文字列を作成する(String.fromCharCode)」を参照されてください)。
(Last modified: )
Unicodeコードポイントから文字列を作成する(fromCodePoint)
String オブジェクトの fromCodePoint メソッドは、引数に指定した Unicode コードポイントから文字列を作成して返します。書式は次のとおりです。
String.fromCodePoint(コードポイント[, ...[, コードポイント]])
引数に指定した Unicode コードポイントに対応した文字からなる文字列を作成して返します。 Unicode コードポイントは 0x0000 から 0x10FFFF (0 から 1114111) の間の数値です。無効なコードポイントが指定された場合、 RangeError が発生します。
次のサンプルをみてください。
console.log(String.fromCodePoint(33457, 35328, 33865));
>> 花言葉
引数に '花' 、 '言' 、 '葉' に対応した Unicode コードポイントを 3 つ指定しています。結果として 3 文字の文字列を取得することができました。
サロゲートペアで表される文字についても Unicode コードポイントであれば 1 つのコードで表すことができます。
console.log(String.fromCodePoint(128568));
>> ●
※ ● のところには次の絵文字が入ります。
※ サロゲートペアについては「JavaScriptにおけるサロゲートペアとは」を参照されてください。
-- --
String オブジェクトの fromCodePoint メソッドの使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
これから IT 関連の知識を学ばれる方を対象に、色々な言語でのプログラミング方法や関連する技術、開発環境構築などに関する解説サイトを運営しています。