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RADIANS関数/DEGREES関数(度とラジアンを変換する)
MySQL で RADIANS 関数を使用すると度をラジアンに変換した値を取得することができます。また DEGREES 関数を使用するとラジアンを度に変換した値を取得することができます。ここでは MySQL における RADIANS 関数と DEGREES 関数の使い方について解説します。
※ 関連する関数 三角関数/逆三角関数、 PI関数
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RADIANS関数とDEGREES関数の使い方
RADIANS 関数は度をラジアンに変換した値を取得するために使用します。書式は次の通りです。
RADIANS(X)
引数に指定した値(単位は度)をラジアンに変換します。
DEGREES 関数はラジアンを度に変換した値を取得するために使用します。書式は次の通りです。
DEGREES(X)
引数に指定した値(単位はラジアン)を度に変換します。
角度とラジアンの関係は次の通りです。
180°= π ラジアン 90°=1/2π ラジアン 60°=1/3π ラジアン 45°=1/4π ラジアン 30°=1/6π ラジアン
π = 3.141592653589793 です。PI関数でも取得することができます。詳しくは「PI関数 (円周率πを取得する)」を参照してください。
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それでは実際に試してみます。最初に度をラジアンに変換します。次のように実行してください。
select radians(30), radians(45), radians(60);
30 度、 45 度、 60 度をそれぞれラジアンに変換した値を取得しました。
次にラジアンを度に変換します。次のように実行してください。
select degrees(3.14/6), degrees(3.14/4), degrees(3.14/3);
3.14/6 ラジアン (=π/6)、 3.14/4 ラジアン (=π/4)、 3.14/3 ラジアン (=π/3)をそれぞれ度に変換した値を取得しました。
PI 関数w使って次のように記述することもできます。
select degrees(pi()/6), degrees(pi()/4), degrees(pi()/3);
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RADIANS 関数および DEGREES 関数の使い方について解説しました。
( Written by Tatsuo Ikura )
著者 / TATSUO IKURA
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